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急な発熱のときは・・・
発熱は病気の始まりの信号です。熱そのものよりもなぜ熱が出たかが大事なのです。急に熱が出るためには熱のエネルギーを体にためないといけません。体の外に熱エネルギーが出ないように皮膚の毛細血管は細くなります。その結果、手足や顔は青白く冷たくなります。
さらに体の中では熱エネルギーを作るために筋肉をふるわせます。いわゆる悪寒戦懐の状態です。寒いときと同じ感じになるのです。一枚余分に服を着せて体を温かくします。
 

 
子どもは体に何か異変を感じ取って不安になるので、抱いたり、声をかけ安心感を与えることも大事です。熱が上がりきると手足、顔は赤く元の状態になります。このときは熱く感じるので余分に着た服は脱がせて涼しくします。その後は寝かせて安静にします。
熱性けいれんの既往のある子どもなら、けいれん止めの座薬を用意しておき、熱が出たら予防的に座薬をいれましょう。すぐしてはいけないことは、熱があるからといって熱冷ましの薬を使うことです。医師の診察の後に指示に従って使ってください。
 

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