Q新しい環境になじめるでしょうか |
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大きくなった「自分」を意識するとき
子どもにとって進級や進学は、大きくなった「自分」を意識するときです。保護者としては、幼いわが子が、新しい環境の中でうまくやっていけるかどうか不安なことがいっぱいですが、まずは、子どもとともにその成長を喜ぶことが大切です。保護者の笑顔にふれることで、子どもは自分への信頼をもつことができていくのです。 |
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「どうだった?」と、あまり聞かないで
特に、新しい生活について、子どもにいろいろ聞くことは禁物です。聞かれれば聞かれるほど、子どもは、保護者の期待が大きいことを感じ、素直に話せなぐなっでしまうでしょう。保護者の不安が、子ど老僧身の不安となってしまうこともあリます。子どもなりに新しい生活の中で緊張し、精一杯活動してきているのですから、とにかく「おかえり」と温かく迎え入れることです。
家庭での安らぎが、次の目の活力につながっていくことは確かです。 |
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Q友達がちゃんとできるか心配です |
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喜んで登園(登校)することが第一です
進級や進学に伴い、新たに学級編成が行なわれ、新しい集団となるわけですから、その中で友達ができるかどうか気になるところです。しかし、この時期に大事なことは、喜んで登園(登校)できることであり、その中で自己を発揮できるようになることです。たとえ子どもが友達の名前を言わなくても、喜んで登園(登校)していれば、まず安心です。子どもが自分のカを精一杯出して活動する中で、しだいに友達とかかわり合う場面ができてくるからです。 |
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早く友達ができるよりじっくりかかわれるように
おそらく、友達といっしょに遊ぶ姿を見るとホッとするでしょう。反対に激しくぶつかり合う姿を見ると、うまく友達関係がつくれないのではないかと心配になってしまうでしょう。
しかし、友達ができていく過程では、主張と主張がぶつかり合うという負の体験も大切です。こうした体験を経て、互いの良さを認め合える関係ができていくからです。友達が早くできることよりは、友達とじっくりかかわれることを期待したいものです。 |
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Q給食がきちんと食べられるか不安です |
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食べられなくても大丈夫
もし、子ども自身も、給食のことを気にしているようでしたら、「食べられなくても大丈夫よ」ときっぱり話してあげましょう。おそらく給食の指導では、「きちんと食べる」ことより、「楽しく食べる」ことを重視していると思いますので、まず安心させてあげてください。 |
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日ごろから楽しく食事をとる習慣を
好き嫌いが多い、もともと食が細い、決められた時間内に食べられないなど、給食が食べられない理由は、子どもによっていろいろあると思います。これを機会にこれまでの食生活を見直し、日ごろから家族と楽しく食事をとる習慣を身に付けるように心がけることも大切です。
しかし、くれぐれも「そんな食べ方では給食の時間に怒られるよ」とおどかさないでください。子どもが心から楽しいと感じられることが大切なのです。 |
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Q食物アレルギーがあるので心配です |
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まず担任に相談を
心配してひとりで思い悩む前に、まず担任に相談し、アレルギーの症状について、きちんと話しておくことが必要です。新学期には必ず家庭生活の状況を把握するために家庭調書などを作成することになると思いますが、アレルギーについては、できるだけ早く直接担任に話す方がよいでしよう。 |
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対応の仕方を確認する
その際に大切なことは、特に、おやつや給食のときなどに、何をどのようにしてもらいたいかを具体的に話すことです。内容によっては、書面にしておくことも必要です。
また、あらかじめ子どもに話し、子どもなりに自己管理ができるようにしておくことも必要です。そのためには、日ごろから担任との連絡を密にして、「困ったときには、先生に話してね」と子どもが素直に担任に話せるようにしておき、子どもに過度な不安を抱かせないように配慮しましょう。 |
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Q新学期までに、新しい生活習慣を定着させたいのですが |
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一日の生活にメリハリを付け、生活のリズムを整えることから
もうずく進学という時期になると、朝きちんと食事をとって出かけるためには早く起こさなくては、学校に持っていくものは自分で用意できるようにしなくてはなど、基本的な生活習慣のあれもこれもが気になります。しかし、あれもこれも子どもに要求しては、身に付くものも付きません。何よりも大切なことば、一日の生活のメリハリをつくり、生活のリズムを整えることです。 |
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くれぐれも「そんなことをしていては、小学生になれない」なんて言わないでください。子どもが納得して取り組む姿が大切です。
新しい生活習慣を定着させるためには、単に繰り返すだけでなく、何をどうするのかを子どもに話し、子ども自身が納得して取り組むようにすることが大切です。いつも子どもが受け身では、真に必要な生活習慣として身に付けることができないからです。 |
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